サントリーのプレミアムモルツといえば金色のイメージがあるが、先月からガラッと色を変え、紺色のパッケージに徐々に切り替わっている。今日都内で開かれたサントリーの事業戦略発表会で1月に就任したばかりの西田社長がアピールしたのはビールの大幅な改革だった。その目玉の一つが、プレミアムモルツのリニューアル。ビール各社はブランドを強化していて、アサヒビールは去年標準的な価格帯では7年ぶりとなる新ビール「ザ・ビタリスト」を発売。キリンビールも去年次世代定番ビール「キリン グッドエール」を発売し年間販売目標をおよそ2倍に上方修正した。その背景にあるのが、10月に控える酒税法改正。ビール、発泡酒、第3のビールの酒税は段階的に近づけられてきたが改正後は同じ税率になる。そこでサントリーが打ち出した2つ目の改革が金麦のビール化。第3のビールとされる金麦は販売数量で他社を大きく上回っている。10月から麦芽の比率を高めビールとすることで手頃な価格を求める消費者を取り込みたい考えだ。横浜・保土ケ谷区のスーパー「セルシオ和田町店」ではビールと比べて30円から40円安い第3のビールのほうが人気があり、酒税法改正の影響について「なかなか変化がないのではないか」と指摘する。
