ウクライナの人々が春をどのような思いで迎えているのか取材。ロシアによる軍事侵攻が始まってから5度目の春を迎えた。この冬は強い寒波にも見舞われ市民にとって一際厳しいものだった。春の象徴となっているのがサクラで、ウクライナ語でもサクラと呼ばれ親しまれている。サクラが見頃を迎えているキーウの公園から取材班の高須絵梨が報告。今月に入って暖かさを感じられるようになり、きょうは20度近くまで上がった。この場所はキーウの姉妹都市である京都市にちなみ京都公園と名付けられている。京都市から庭師が派遣されたほか石塔も贈られ、日本庭園が整備された。姉妹都市40周年を記念して2011年からサクラが植えられ始めた。日本から持ち込まれた八重桜を品種改良したものなどを植え、今では320本ほどにまで増え、全長約1kmにわたるサクラ並木になった。サクラが植えられ始めたのはロシアによるクリミア侵攻の前。今では毎日のように防空警報が鳴り響いていて、ここは市民にとって安らぎを感じられる貴重な空間となっている。
キーウ市民は、サクラはとても美しく私を励まし気分も高まるなどとコメント。この冬、エネルギー関連施設を標的としたロシア軍の攻撃が相次ぎ、都市部では4時間から8時間ほどの計画停電を強いられ、まる一日使えない地域もあった。砲撃後、17時間半にわたり電気も暖房も使えなかったと話す市民もいた。キーウ市内に設置された自家発電機を備えたテントで、市民はスマートフォンを充電し、温かい飲み物をとって寒さをしのいだ。室温はマイナス10度から15度くらいだったとの声もあった。サクラを見るとほっとするという。花びらがあしらわれ日本語でサクラと書かれたサクラ列車は、キーウからサクラで有名なウジホロドまでの約900kmをつなぐ。攻撃を受けたウクライナの鉄道に日本政府が復旧の資材としてレールを供与したことをきっかけに、両国が協力して列車を運行。ウクライナ国鉄担当者のアレクサンドル・シェフチェンコは、サクラ列車は両国友好の象徴などとコメント。乗客はさくらの花びらの形をしたステッカーを渡され、平和な空をなどと自由にメッセージを綴ることができる。サクラを眺めながらつかの間の春を楽しむ人々は1日も早い平和の訪れを待ち続けている。
停戦に向けた協議が停滞している。市民からはいつまでこの状況が続くのかという落胆の声が聞かれる。ゼレンスキー大統領はロシアが今後数カ月以内に水を供給するシステムを狙った作戦を準備していると述べているほか、情報当局なども夏場に向けてダムや給水施設などの水インフラが攻撃対象になる可能性を指摘。ウクライナでは引き続きロシア軍による攻撃への警戒が続いている。
キーウ市民は、サクラはとても美しく私を励まし気分も高まるなどとコメント。この冬、エネルギー関連施設を標的としたロシア軍の攻撃が相次ぎ、都市部では4時間から8時間ほどの計画停電を強いられ、まる一日使えない地域もあった。砲撃後、17時間半にわたり電気も暖房も使えなかったと話す市民もいた。キーウ市内に設置された自家発電機を備えたテントで、市民はスマートフォンを充電し、温かい飲み物をとって寒さをしのいだ。室温はマイナス10度から15度くらいだったとの声もあった。サクラを見るとほっとするという。花びらがあしらわれ日本語でサクラと書かれたサクラ列車は、キーウからサクラで有名なウジホロドまでの約900kmをつなぐ。攻撃を受けたウクライナの鉄道に日本政府が復旧の資材としてレールを供与したことをきっかけに、両国が協力して列車を運行。ウクライナ国鉄担当者のアレクサンドル・シェフチェンコは、サクラ列車は両国友好の象徴などとコメント。乗客はさくらの花びらの形をしたステッカーを渡され、平和な空をなどと自由にメッセージを綴ることができる。サクラを眺めながらつかの間の春を楽しむ人々は1日も早い平和の訪れを待ち続けている。
停戦に向けた協議が停滞している。市民からはいつまでこの状況が続くのかという落胆の声が聞かれる。ゼレンスキー大統領はロシアが今後数カ月以内に水を供給するシステムを狙った作戦を準備していると述べているほか、情報当局なども夏場に向けてダムや給水施設などの水インフラが攻撃対象になる可能性を指摘。ウクライナでは引き続きロシア軍による攻撃への警戒が続いている。
