戦闘終結に向けた覚書への署名後、最終合意を目指す初めての協議はスイスで21日行われた。アメリカはバンス副大統領、イランはアラグチ外相らが出席し仲介国のパキスタンとカタールも参加した。トランプ大統領は21日、SNSでイランに対しレバノンの親イラン組織ヒズボラがイスラエルへの攻撃を止めるよう要求、「そうしなければイランに前回よりもさらに強烈な打撃を加える」と警告した。こうしたトランプ氏の脅しに抗議し、イラン代表団は協議から退席したとイランメディアが報じた。ロイター通信は「一時中断しているが終了したわけではない」と伝えている。イラン国営メディアは80分間の協議では「イランの核開発計画に関する交渉は一切行われなかった」と報じている。イラン側は「レバノンでの戦闘が終わらなければ他の問題に関する交渉は行われない」と述べたとのことで、レバノン情勢が協議の争点となっている。
