アメリカのトランプ大統領はイランに対し事実上封鎖されているホルムズ海峡の開放を迫り、イランのエネルギー施設への攻撃を行わない期限についてアメリカ東部時間7日午後8時(日本時間明日午前9時)と改めて強調した。一方で、彼らと交渉中でウィトコフ特使とバンス副大統領も関わっていると話した。その上で期限を過ぎても協議がまとまらなかった場合、イランのあらゆる橋を破壊しあらゆる発電所を炎上・爆発させ二度と使えないようにする計画がある。夜12時まで4時間かけ完全に破壊すると主張した。一方イランの体制弱体化をめざしてイスラエルは攻撃を続けている。イスラエルのカッツ国防相は6日、イラン最大の石油化学施設に強力な攻撃を行ったと述べ、南西部アサルイエの石油化学施設を空爆したと明らかにした。先週攻撃した別の石油化学施設と合わせて、生産量はイランの輸出向け石油化学製品の85%を占めており、イランの体制を支える資金源に大きな打撃を与えたと主張している。イラン中央司令部の報道官は6日声明を出し、徹底抗戦を続ける姿勢を強調している。トランプ大統領の会見に先立ちイランの国営通信は6日、アメリカとの協議をめぐってイランが仲介国のパキスタンを通じてアメリカに回答を送ったと伝えた。回答は10項目にわたり、停戦を拒否するとしたうえで、戦闘を恒久的に集結させる必要性を強調しているほか、ホルムズ海峡の安全な航行のための取り決めなどが含まれているという。イランとしては一時的な停戦は拒否した上で事態の沈静化は見通せない状況。
