韓国では空前のパンブーム。パン巡礼をする人も増えている。韓国・テジョン、長く伸びる行列。パン屋に入るのを待つ人。老舗のベーカリー、ストロベリー抹茶パンにニラの入ったガーリックパン、そぼろ入り揚げパンなど200種のパンを手頃な値段で買えるのが人気の秘密。パンを目当てに全国から集まってきた人たちの中には持ちきれないほど買って帰る人も。パン巡礼に火をつけたのはSNS。店を訪れた人がSNSに写真をこぞってあげたことで地域にある名店が知られるようになった。さらに買ったパンをおいしい状態で保つことができる温度管理付きのパン専用ロッカー。パン巡礼に訪れた先でパンをロッカーに預け手ぶらで遊ぶのも楽しみの1つ。日本のパン文化を取り入れ人気になっているパン屋もある。チョン・ソヒョンさんの店の看板メニューは塩パン。日本から韓国に広まったといわれる塩パン、韓国風にアレンジ。塩パンをベースに明太子やチョコレートをトッピングしたパンが人気。パンブームが盛り上がるなか、今年、うれしい出来事もあった。2年に1度パリで開催されるパンのワールドカップと呼ばれる国際大会で韓国チームが総合優勝。優勝したメンバーの1人、ファン・ソギョンさん。ソウルにある店はシンプルな材料で奥深い味わいを引き出すパン。ファンさんはパンの学校を立ち上げ、次世代のパン職人の育成にも力を入れている。韓国のパンのレベルをさらに高めたいと考えている。
