2026年2月。万博の閉幕から4か月、コシノジュンコは和歌山県立近代美術館で行われていた、万博のレガシーをテーマにした展示・イベントに来ていた。前回の万博では黒川紀章さんがコシノにユニホームデザインを依頼。コシノジュンコはトークショーで70年万博当時の話や今回の万博について語った。「2度の万博を経験した人はそんなにいない。使命感だと思うし、次につなげる意味がある」と語る。豊中市の小学校には、コシノジュンコがデザインした今回の万博の衣装が届いた。万博の記憶を伝えるために、タカラベルモントは全国50の小学校に衣装を寄贈したという。万博が持つ力についてコシノは「実験場だし、未来に対して前向きに携わったような気がする。未来は見えないけど、夢を見せるという感じ。関わった人が育つ。ここで出会ったことがすごく始まりだと思う」と語った。
