アメリカのブルームバーグ通信は11日、アメリカ・メキシコ・カナダの3カ国による貿易協定「USMCA」に関し、トランプ大統領が離脱を非公式に検討していると報じた。協定は7月に期限があり、トランプ氏が交渉を有利に進める材料として離脱をちらつかせる可能性があるとしている。日本の自動車関連企業はアメリカ向けにメキシコやカナダに生産拠点を構えていて、アメリカが協定から脱退すれば関税率が上昇し打撃を受ける恐れがある。一方アメリカ議会下院では、カナダへの高関税措置を撤廃する決議案を賛成多数で可決した。トランプ氏には拒否権があるため成立は難しいものの、高関税によるアメリカ国内の負担増に反対姿勢を示した形。
