インドの都市部では大気汚染が年々深刻化している。都市部から離れ山間部が観光地として人気になっている。インド・アストロツーリズムを紹介する。インド・ニューデリーでは大気汚染のPM2.5濃度が12日時点でWHOが求める基準値の30倍になっている。大気汚染の原因は、排気ガス、農地の野焼き、花火、爆竹等だ。山道を走ること約200キロ。ヒマラヤ山脈の麓スピティ地区を訪れると多くの人たちが集まっていた。人口1500人の町のホテルの宿泊客で一番人気のアクティビティを聞くとホテルオーナー・カランビール・シン・ベディさんは「星空観察」と答えた。ホテルの年間宿泊客は約4000人。街の人口を上回っている。星空観察の様子の紹介。自治体も新たな取組を始めた。ヒマチャル・プラデシュ州は今年約1700万円余りの予算を投じ、アストロツーリズムの観光促進事業を開始した。望遠鏡6台を地元ガイドに貸し出したほか、星空観察ができる施設を建設、博物館も併設し、来年夏のオープンを目指す。ヒマチャル・プラデシュ州カザ地方行政官・シカ・シムティアさんは「ここでは観光と農業だけに頼る暮らし。アストロツーリズムが地元住民に新たな機会を与え間違いなく多くの利益をもたらすでしょう」と話した。
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