中国国営の新華社通信によると中国共産党はきのう台湾に対する10項目の優遇策を発表した。10日に行われた中国共産党・習近平総書記と台湾の最大野党・国民党の鄭麗文主席との会談を踏まえたもので、台湾の農水産物の輸入促進や、台湾への個人旅行の再開推進などを盛り込んでいる。台湾のドラマやアニメといった映像作品も一定の基準を満たすものは中国本土での放映を許可する。大陸側との連携を重視する鄭麗氏を後押しし、台湾の頼清徳政権を揺さぶる狙いがあるとみられる。ジャーナリスト・増田ユリヤは「私たちは台湾有事を非常に心配していますが、中国はそうしたことを起こさずに台湾を自分のところに所属させたいという思いがあると思う。ですからこういった機会を利用して、頼清徳さんに圧力をかけるという、そういう手法に出たのだと思います」などとコメントした。
