先ほど、米・ベッセント財務長官が羽田空港に到着。今後の日程は、今夜片山財務相主催の夕食会に出席。明日は、高市首相・片山財務相・赤沢経産相などと会談。明後日には韓国・ソウルで中国副首相と会談、14日には中国・北京で米中首脳会談に同行。ベッセント財務長官とは、敏腕投資家としても知られる人物で、トランプ大統領の関税政策では日本との交渉担当も務め、赤沢大臣は「大親日家のベッちゃんとも旧交を温めた」と表現。FOXビジネスによると、「3-3-3」を提唱していた。2028年までに財政赤字GDP比3%に削減・GDP成長率3%に引き上げるなど3にこだわった政策。これは日本の安倍元総理が行ったアベノミクスの3本の矢政策に習ったとされている。トランプ関税の時に、市場が混乱した際に意見が言えるうえに一目置かれている数少ない人物。木原官房長官は今日の会見で「日米間系の強化・国際的課題で連携等に向けて実りある議論に期待」などと述べた。主なテーマとして「中国との関係」について話をするとみられる。トランプ大統領が中国を訪問する前に、アメリカ側に日本の対中方針を打ち込んで置きたい狙いがある。政府関係者は、日本としては中国の対日輸出規制をやめるように働きかけるのが第一だとしている。日本としては中国との対話はオープンで日本政府は政策を変えておらず中国から一方的に輸出規制が行われているという状況についてアメリカに伝えることにしている。また台湾海峡の安全保障上の重要性について改めて日本の立場を伝える。野村総合研究所の木内登英さんは、金融市場は為替介入に関する発言が出るかどうかに注目していると指摘する。4月30日には1ドル160円後半となり為替介入が行われた。日本政府はベッセント財務長官に日本の為替介入の支持を表明してもらいたいと期待している。支持を表明すれば、投資家たちはアメリカもOKしたならこの先も為替介入があるかもしれないと円売りに歯止めがかかることが期待できる。米中首脳会談は14日木曜日に行われる。
