ソフトンバンクグループの決算説明会がきょう開かれ、去年4月から12月までの決算で純利益は1年前の約5倍の3兆1726億円と、同期間では過去最高を更新した。好調な業績を支えたのは、ChatGPTを展開するアメリカのオープンAIへの投資。出資に伴う投資利益は2兆7965億円を計上している。ただ好調の業績とは裏腹に、株価は低迷している。去年10月には1株7000円に迫る勢いだったが1月には一時4000円を割り込む水準にまで下落し、足踏み状態が続いている。東海東京インテリジェンス・ラボの中川隆シニアアナリストは「オープンAIがどれくらい成功を収めるかについて、時間をかけて先行きを見てみないとわからない」などと指摘した。オープンAIへの集中投資を懸念する声がある点について、ソフトバンクGの後藤芳光CFOは「オープンAIはトップリーダーとしてAIを率いる重要な企業だと確信を持って投資を行っている」などと語った。今後の注目点について、中川アナリストは「オープンAIは現在上場、株式公開を目指している。このことにより投資家は投資価値をリアルタイムで把握できるようになり、オープンAIの株価が変動すればソフトバンクGの株価に影響する」などと指摘した。
