Bリーグでは次のシーズンから試合の成績に経営状況などを加味してリーグのカテゴリー分けを実施。現在、B3の徳島ガンバロウズは順調な経営などで上から2番目のカテゴリーに入ることが決まっている。Bリーグ参入3年目の徳島ガンバロウズ。ホームゲームでは入場者数が増え続けている。地元企業に積極的に営業したことなどでスポンサーの数はこの1年で3倍近くに増えた。選手のグッズなどの売り上げも大幅に増加。2年目で黒字を達成した。その要因の一つが徳島市にあるホームアリーナから離れた地域での試合開催。スポンサーに加えて、徳島全体でファン拡大を目指している。人口約7000人の徳島・那賀町。高齢化率が50%を超えている。年1回2日間にわたって試合が行われている。去年11月の開催ではほぼ満席。2日間でクラブの予想を上回る計5000人余が詰めかけた。会場にはキッチンカーなども出店。こうした飲食やファンの宿泊費用など約1680万円の経済効果があった。那賀町に住む中田清文さん。地元でレンタカー事業や自動車整備なども行う経営者。クラブに車を貸し出している売り上げは年間約240万円。会場を訪れた人に行った宣伝の効果もありお客も増加。会社全体の売り上げはここ2~3年で倍になったという。様々な地域での試合開催が企業との結び付きも生んで利益につながっている。さらにこのエリアで初めて観客に対して調査を実施。全体の約95%の人が幸福感・楽しさを実感し、90%以上の人が地元の誇り・つながりを感じたと回答。トップ選手が出場したオールスターゲームを上回った。メディアドゥ・藤田CEOは「地方の皆さんのためにもプロの選手が現地にいって触れ合う機会を作り続けていく意味にも通ずる」と話した。Bリーグ・島田チェアマンは「周辺の社会的な経済価値が生まれて町がにぎわってきて、Bリーグバスケは単なるきっかけで、地域地域を元気にすることが全国に広がればその役割を担える」と話した。
