ハンガリーで行われた総選挙。野党「ティサ」が多数派となる見通しで党首のマジャル氏が新たな首相となる見通し。これまで16年間政権トップだったトランプ大統領の盟友とも言われるオルバン首相は退陣することとなる。2010年に首相に就任し「ハンガリー第一主義」を掲げてきたオルバン首相。トランプ大統領と友好的な関係を築いてきた一方でEUとの関係は悪化していった。ロシアによるウクライナ侵攻から3か月後の2022年5月、EUはロシアからの原油輸入禁止で原則合意したが、ハンガリーなどは反対。ハンガリーはロシアからの原油を輸入し続けた。さらにオルバン首相はウクライナ支援に反対し他のEU加盟国と対立していた。ハンガリー国内ではここ数年で食料品価格が1.5倍に上昇。汚職や物価高への不満が高まりマジャル氏に支持が集まった。マジャル氏はかつてオルバン首相が率いる「フィデス」の党員だったが2024年に離党、SNSで若年層の支持者を増やしてきた。16年ぶりの政権交代。アメリカ・ロシア・EUとどんな関係を築いていくのか。
