マンションは外壁などの老朽化に伴い大規模修繕工事を行う。費用は住民が毎月積み立てる修繕積立金を使用する。ところがその修繕積立金が足りなくなるというトラブルが起きている。神奈川県内のマンションの理事長の堤愛美さんが住むマンションは3回目の大規模修繕が行われている。費用は資材価格の高騰で見積もりよりも3000万円高い1億5000万円となっている。費用が不足しないように積立金を去年15000円にあげたものの、積み立てられたのは6500万円。8500万円足りなかった。修繕工事の費用上昇はどれほどなのか。民間調査によると、大規模修繕工事の費用は一戸あたり2019年には119万5000円のところ、2025年には150万6000円となっていた。実際に長期修繕計画上と実際の修繕積立金額の差は不足すると答えた組合は36.6パーセントにも及んだ。堤さんはマンション管理士に相談、不足分を金融機関に借り入れることにした。今回借り入れた費用は今後10年で返済する計画で修繕積立費は月々2万7000円になる。そのためにはマンションの総会を開いて決議する必要がある。
