超巨大噴火の影響は遠く離れた地にまで及んだことまでわかってきた。その明確な証拠が見つかったのが鹿児島沖から北東に700km。福井県西部の水月湖だった。水月湖は淡水と海水が綺麗に2層に分かれているため上下で水がかき混ざらない。湖の底には酸素がほとんどなく砂をかき乱す生物が住めない。その結果、過去の地層が綺麗に堆積している。ここから過去7万年分の環境の変化を解析することができる。規則正しくつもり続ける堆積物の中に、異質なものが見つかった。厚さは3cm。その成分から、鹿児島沖で起きた超巨大噴火で噴出した火山灰だということがわかった。通常の堆積物の50年分が短時間で一気に溜まったという。日本各位で調査が行われた結果、超巨大噴火によって堆積した火山灰の範囲と量が明らかになってきた。九州で48cm。関西で12cm。関東や東北まで積もっていることがわかった。超巨大噴火がどれほどだったのかCGで紹介した。7300年前突然、噴火が始まった。マグマが直径20kmを超える巨大な円を描きながら噴出。火砕流が九州南部に到達。到達した範囲の全てを焼き尽くした。
