サッカーW杯が開幕。今回の大会は開幕前から異例の大会と言われている。開催国の一つアメリカと参加国のイランの対立が続いていて、BBCは開催国が戦争中の国のチームを受け入れるのは史上初と報じている。イラン代表は1次リーグ3試合はすべてアメリカで行われる予定だが、キャンプ地がアメリカからメキシコに変更を余儀なくされたほか、アメリカ入国に関しコーチなど一部のビザ発給が拒否された。イラン国営テレビはイラン代表のサポーター向けチケットの割り当てがアメリカに取り消されたとも伝えている。チケットに関しては価格の高騰も問題になっている。イギリスの経済誌「エコノミスト」は最も安いチケットの価格として1次リーグで平均200ドル、決勝戦は2030ドル(32万円余)としていて、過去の大会と比べて突出して高額としている。背景には需要に応じて価格変動する「ダイナミック・プライシング」が初めて導入されたことがある。チケットの高騰を受け、ニューヨーク州とニュージャージー州の司法当局は販売方法が価格高騰を引き起こした可能性があるとして、FIFAに対する調査を開始している。
