コメの田植えシーズンが到来。2026年産の新米に向けて各地の水田では苗を植える作業が始まっている。2025年産のコメは今どこまで値下がりしているのか。スーパーマルサン 久喜店では福島県産ひとめぼれが5kgで税込3455円となっている。他にも「彩のかがやき」や茨城県のブランド米「ふくまる」なども同様の価格帯。「ふくまる」は週末税抜き2990円で販売する予定だという。最新のコメの平均価格は5kgあたり税込3935円で、7週連続で値下がりしている。コメの原価の指標が今月初めて発表された。生産から小売までにかかる精米5kgあたりのコストは今月時点で2816円。原価がこれだけかかるという指標が示された。これまでは流通など各段階の原価が不透明だった。消費者にとってのメリットは、価格を直接抑えるものではないが、不当な高騰に対して抑止効果がある。原価の指標が明らかになったことで異常な高騰が今後起こりにくくなる効果が期待されている。2816円の内訳は、生産者が1901.4円、集荷業者が235.1円、卸売業者が217.2円、小売店が462.2円となっている。そこにそれぞれの利益が上乗せされ店頭価格になる。今後注目されるのは、消費者が納得する価格とコメの持続的な供給。千葉で農家・卸売業者を行う「米のたけやま」伊藤享兆さんは、メリットとして指標が出ることによって買い叩かないような買い取り方、農家が困るような買い方はしなくて済むと思うと話した。また消費者のメリットとしては、コストを知ってもらうことで価格が安定する、常に同じ価格で買えるメリットがあると話した。
