埼玉・川口市のスーパーでは「お米緊急値下げ」のポップがあった。しかも値下げしたのは銘柄米。こしひかりが税込み3562円(約700円引き)、新潟の銘柄米は400円値下げして税込み3886円、山形の銘柄米も税込み3866円など。銘柄米の多くが3000円台で売られていた。さきほど発表された銘柄米の平均価格は去年2月以来1年1カ月ぶりに3000円台となった。銘柄米が安くなった理由の一つについて新鮮市場東本郷店・飯田店長は「新潟県コシヒカリ、秋田県あきたこまち、このコメが下がればほかのコメも必然的に下げざるをえない」などと話した。なぜ代表的な銘柄米まで値下げされているのか。スーパーがコメを仕入れる卸売業者の倉庫には去年収穫のコメの在庫が多く残っているという。新米が出るまでに倉庫を空ける必要があるためスーパーに安く卸しているという。横浜市の精米店では、店頭で扱う約50銘柄のうち10銘柄以上が値下げ。佐賀県のさがびよりは去年秋は1230円/1kgだったが、きょうから880円/1kgになるという。背景にあるのは去年の仕入れ。農家産直米すえひろ・荒金代表は「去年売るコメが全くなかった。各生産者に1.5~2倍の青田買いをしていた」などと話す。その結果、在庫過多になったという。この先、一番お得に買えるタイミングはいつなのか。
