- 出演者
- 神田愛花 あばれる君 カズレーザー(メイプル超合金) 永尾柚乃
オープニング映像。
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- 国際連合教育科学文化機関
今年の世界自然遺産候補は9件。ヨルダン・アカバ湾には1500種の生き物が暮らすサンゴ礁が広がっている。首都アンマンから南へ300キロ。途中、死海に寄り道して泥のスキンケアなどを体験。ワディ・ラムのグランピング施設に泊まり、遊牧民の伝統料理を食べた。翌日、さらにワディ・ラムの奥地へ。
ワディ・ラムの奥地で赤い砂丘、カザリ峡谷などを見学。ワディ・ラム保護地域は2011年に世界複合遺産に登録された。もうすぐ世界遺産のアカバ湾へ。アカバは年間90万人が訪れるリゾート地。海鮮レストランで名物のヘダイの仲間のフライを食べた。アカバ湾が世界遺産候補になった理由は豊かな生態系と生物多様性が評価されたこと。
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もうすぐ世界自然遺産のアカバ湾。奇跡のサンゴ天国といわれる海を紹介。アカバ湾周辺はワディ・ラムのような乾燥地帯で流れ込む川がなく、水が濁らない。30メートル先まで視界良好。世界有数の豊かな生態系を数百種類のサンゴが支えている。人工のサンゴ礁を作るため、戦車や航空機を沈めている。
日本にある世界遺産の数は、26。その中から、鹿児島県の屋久島、広島県の厳島神社などが紹介された。そして今年、世界文化遺産にノミネートされたのが「飛鳥・藤原の宮都」。奈良県の橿原市、奈良県の桜井市、奈良県の明日香村に点在している。そこで、あばれる君が明日香村を訪れた。あばれる君は、世界遺産検定の資格を持っている。あばれる君が、四天王寺大学講師で考古学者の辰巳俊輔先生に会い、「飛鳥・藤原の宮都」を案内をして貰う事になった。まず2人が、飛鳥駅の近くの「明日香レンタサイクル」というレンタサイクルショップを訪れた。そしてEVのトゥクトゥクを借りた。運転をしてくれるのは、明日香村役場の花谷美咲さん。一同がトゥクトゥクに乗り、出発した。
もうすぐ世界遺産、飛鳥・藤原の宮都をあばれる君が1日でまわるツアー。19の構成資産は、飛鳥駅からどこも10分前後で行くことができる。最初にやってきたのは、聖徳太子が生まれたとされる橘寺。厩戸皇子は飛鳥時代に初めての摂政として、国の政治を動かした。橘寺には飛鳥時代からあるという謎の石造物「二面石」がある。左と右で人間の持つ善と悪を表していると言われている。辰巳俊輔は「この石造物が何のためにできたのか分かっていない」などと語った。明日香村には謎の石造物が点在しており、シルクロードを通ってやってきたペルシャ系の人々が関係しているのではないかという説もある。続いてやってきた飛鳥寺は日本で初めて建てられた寺で、現存する日本最古の仏像である「飛鳥大仏」がある。調査の結果、顔と右手は作られた当時のままだと考えられている。当時の飛鳥寺は現在の約20倍の広さで真ん中には五重塔があり、日本に仏教を広める拠点として作られた。日本に仏教を広めたのは、初めて女性の天皇となった推古天皇。甥である聖徳太子に仏教を広めるよう命じたとされている。推古天皇は現代の中国へ100年ぶりに使いを送るなど、100年ぶりに大陸との交流を再開した。飛鳥寺建設の際に日本で初めて使われたのが瓦で、大陸から伝わった。
もうすぐ世界遺産、飛鳥・藤原の宮都をあばれる君が1日でまわるツアー。明日香村には村の歴史的風土を守るため、建物の高さや屋根の形など独自の規則が定められた「明日香法」がある。次に向かったのは、不思議な巨石が残る石舞台古墳。30個の石で組まれた石室を持つ一片約50mある四角形の古墳で、巨石も土の中に隠れていた。被葬者の蘇我馬子は飛鳥時代の政治家で、大臣として推古天皇に仕えていた。聖徳太子と共に国づくりを支え、蘇我一族の全盛期を築いた。長さ7.7mにも及ぶ日本最大級の石室で、「修羅」と呼ばれるソリのようなもので巨大な石を運んだのではないかと考えられている。この石室を作る技術も、大陸からやってきた渡来人によって伝えられたと言われている。明日香村の郷土料理「飛鳥鍋」は、ベースに飛鳥の人々が日本で初めて飲んだと言われるものが使われている。
もうすぐ世界遺産。飛鳥鍋のベースになっている、日本で初めて飲まれたものは、牛乳ベースのお鍋。飛鳥鍋は鶏肉と野菜を牛乳とだし汁で煮込んだ郷土料理。飛鳥宮跡では、バーチャル飛鳥京というアプリをダウンロードすると、当時の飛鳥京がCGで再現される。飛鳥宮は、乙巳の変が起こった場所。皇極天皇による、天皇中心の国家づくりがスタートし、大化の改新へと繋がっていった。牽牛子塚古墳は、形が八角形で飛鳥時代にのみ採用されていた。天皇家しか使えない古墳の形で、八の四方八方あまねく統治する、国土全体を統治するという意味がある。天皇陛下が即位される時に使われる、高御座も八角形をしている。高松塚古墳には、国宝の高松塚古墳壁画があり、年に30日だけ公開されている。一般公開は年4回の抽選によって行われている。藤原京は、日本で初めて首都機能をもった都だった。日本で最初の本格的な法律、大宝律令がこの時代に完成し、お金の流通や税の制度、戸籍制度なども制定された。
今年の世界文化遺産候補は、日本の奈良を含めた22件。インド・サールナートに今のうちにいってみた。インド・コーディネーターのクマールさんの案内で、まずはヒンドゥー教の聖地に立ち寄った。ヒンドゥー教徒から、女神様として崇められているガンジス川は、約500円で乗合船に乗船できる。ガンジス川に火葬した遺骨・遺灰を流すと、苦しみから解放され、安らぎが得られるとされている。沐浴でケガレや罪を洗い流すともされている。街を探索すると、マライヨというミルクでできている、お菓子が売られていた。映えスイーツを堪能した。サールナートでは僧侶のパドゥマさんにガイドしてもらう。サールナートは、お釈迦様の初説法の場所と言われていて、厳しい修行ののちに、悟りを開き仏陀になったとされ、仏教が世界に広まったとされている。お釈迦様とゆかりのある聖地のうち、生誕の地・ルンビニー(ネパール)と悟りの地・ブッダガヤは世界遺産に登録済み。サールナート仏教遺跡群はもうすぐ、世界文化遺産に登録されようとしている。
サールナート仏教遺跡群を紹介した。釈迦がはじめて説法をした場所とされ、鹿が多く住んでいたため「鹿野園」と呼ばれていた。ここでは聖なる動物とされた鹿にエサをやることができる。なお金閣寺の正式名称「鹿苑寺」はこちらが由来とされる。釈迦の説法には鹿も聞きに来たとされ、手塚治虫の「ブッダ」にもその様子が描かれている。象徴的な建造物、ダメーク・ストゥーパは釈迦が説法を行った場所とされ、1400年以上前に建造。高さ約40メートル。サールナート考古学博物館には、インドの国章デザインにもなっている獅子柱頭など仏教が盛んだった頃の数々の芸術作品が展示されている。またタイやチベットなど世界のお寺が集まり、世界のお寺を巡ることができる。日本の寺院では日蓮宗の日月山 法輪寺があり、宿坊もある。
インカ帝国の遺跡とアンデス山脈がおりなす絶景ペルー・マチュ・ピチュの歴史保護区、不思議な岩の街と古い教会が混ざり合うトルコ・カッパドキアの岩窟群など自然的価値と文化的価値両方が揃わないと認められない世界遺産の最難関複合遺産。今年の新たな候補地は2箇所、1つはアフリカ・ナイル川の源流と言われるタナ湖、もう1つはギリシャのオリンポス山。椎葉ディレクターはオリンポス山へ向かった。ギリシャにはあちこちに世界遺産があるという。リトホロではハチミツがお土産として人気で神の食べものといわれている。一行はリトホロのレストラン メゼメゼで羊乳のチーズやブユルディなどを頂いた。
もうすぐ世界複合遺産の神々が住む天空の名峰オリンポス山へ。オリンポス山の山頂は雲に覆われていることが多く、その神秘的な姿に古代の人々はギリシャ神話の神々が住んでいると崇めてきたという。ギリシャ神話は約2800年前から伝わる神々の物語で中心メンバーがオリンポス12神、最高神ゼウスや太陽の神アポロンなどがいる。一行は神々の道ルートでオリンポス山を登った。
神々が住む天空の名峰オリンポス山を登っていると目の前に現れたのはゼウスの風呂、長年の水の流れで石灰岩が削られてできた天然のプールだという。山の間からはエーゲ海も見ることができる。旧聖ディオニシオス修道院は今から約500年前にオリンポス山周辺の石灰岩を使って建てられた修道院で、山を訪れる人はここで祈りを捧げ旅の安全を願うという。翌朝冬ならではの朝日が見られる場所へ案内してもらった。
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神々の住むオリンポス山で朝日を待つ。すると、海の神ポセイドンの世界を太陽が照らし、ゼウスのいるオリンポス山を染めていく。雲に覆われがちな冬ならではの絶景が見られた。
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