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(オープニング)
この番組では…
ハゼの研究者でもある上皇さま。ハゼの仲間は日本各地に600種以上いて、魚類最大のグループの1つ。上皇さまはこれまでに新種10種を発表。番組では研究者としての素顔を見つめる。
(上皇さまとハゼ 〜研究者の素顔〜)
生物学研究所
上皇さまが92歳になった今も通われる皇居・生物学研究所。かつて海の生物などを研究していた昭和天皇のため建てられ、上皇さまへ受け継がれた。研究は週に3回。研究所奥はハゼの飼育施設。水槽は50個ほど。似ている種同士の違いを詳しく調査されている。
分類学
ハゼを研究している上皇さま。新種を見つけたり種やグループごとの関係性を調べる「分類学」で研究に取り組んでいて、これまでにまとめた学術論文は34編。34歳で発表した論文は学会に大きな影響を与えた。ふつう体の模様やヒレの形などで種を判別するが、上皇さまが目を向けられたのは頭部の感覚器官。その並びを模様として捉えて見比べるとそれまで見分けが困難とされてきた種でもはっきり判別できることを日本で初めて明らかにされた。いち研究者として海外の研究者とも議論された。
海外との関わり
ハゼを研究している上皇さま。関わりがあるオーストラリア博物館のホーズィー博士は発表した新種の学名を決める際、感謝を込めて上皇さまの名前「昭仁」を入れた。平成10年、科学の進歩に貢献した国家元首などに送られる英「チャールズ2世メダル」を受賞された。ベトナム・ハノイの博物館には上皇さまが寄贈されたハゼの標本が飾られている。今も研究者として歩まれていて、「尽きることのない未知の領域があるハゼを研究対象にしたのは非常に幸せなこと」と話されている。
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2026年3月8日(14:15)
