トランプ大統領は17日、G7サミットで訪れていたフランスで戦闘終結に向けた覚書に署名した。イラン・ペゼシュキアン大統領も署名し、画像を公開した。アメリカメディアは「覚書が発効した」と報じた。アメリカ政府高官によると覚書ではレバノンを含む全ての戦線で即時かつ恒久的に戦闘終結させ、最終合意に向けた60日間の交渉期間を設けるとしている。また、イランが核兵器の開発や調達をしないことを確認したほか、ホルムズ海峡封鎖を解除しイランが60日間は通航料を聴取せず、その後の管理は周辺国と協議するとしている。イラン側は署名から30日以内に解除するとされていた米軍によるイランへの海上封鎖について、イスラエルによるレバノン攻撃などを受け緊急交渉が行われ、「アメリカがただちに解除することが決まった」と明らかにした。また「ホルムズ海峡を管理する仕組みを策定中だ」としてイラン側がサービス料を受け取る考えを示した。ようやく最終合意に向けた60日間の交渉が始まることになるが、今後の交渉で解決すべき点が数多く残されていて、トランプ大統領は17日も60日以内に最終合意に至らなければ「再び爆撃する」と警告するなど予断を許さない状況が続きそうだ。
