きのうアゼルバイジャンで調達された原油が日本に到達した。イラン情勢が緊迫した後では初めて。具体的な調達ルートは公表されていないが、おそらくアゼルバイジャンの首都バクーからトルコまでパイプラインを使って運ばれ、そこから地中海、紅海を抜けていくルートか、地中海から喜望峰を抜けていくルートで日本に到着したとみられている。アゼルバイジャンの北側にロシア、南側にイランがある。ジョージア、アルメニアを含めた3カ国がコーカサス諸国と呼ばれる国々。かつては旧ソ連の構成国だった。面積は日本の4分の1ほどで人口は東京23区より少し多い1040万人。アゼルバイジャン情勢に詳しい廣瀬教授によると、世界遺産にもなっている旧市街とオイルマネーで発展を遂げた近代的なビル、まさに新旧が融合したような独特な街並みだという。食文化も独特。ロシアやイラン、トルコも近いということで、これらの国々の料理が融合されたような独特な食文化をもっている。定番はケバブで、マンガルサラダ、ドルマ。1991年に旧ソ連から独立し、翌年に日本と外交関係を樹立した。旧ソ連から独立して以来、日本がインフラ整備や技術協力を続けてきた。原油の埋蔵量は70億バレルで、世界埋蔵量の0.4%、世界第19位。きのう到着したタンカーに積載されていたのは30万弱のバレル。日本の1日の原油消費量の0.16日分。どの国も原油の争奪戦になっている。アゼルバイジャンは石油などの資源が豊富なことから◯◯の国とも呼ばれている。
