NASAは日本時間のきのう、アルテミス計画では初めてとなる宇宙飛行士を乗せた宇宙船の打ち上げに成功し、月へ向けた飛行を続けている。宇宙船はNASAが地上のアンテナで追跡しているが、今後の技術検証を目的に、各国の民間企業や研究機関に追跡データを提供するよう呼びかけ、世界14か国から34の組織が参加している。日本からは、衛星通信事業を手がけるスカパーJSATと福井工業大学が選ばれ、このうち、福井工業大学ではきょう、直径13.5メートルのパラボラアンテナがある福井県あわら市の施設に担当者が集まり、午前1時から8時まで作業を行った。アンテナが宇宙船の電波を受信できるか確認したところ、午前2時前に電波を受信したことが、モニター画面で確認されたということだ。大学では今月11日まで、合わせて9回電波の受信を試み、得られたデータをNASAに提供するという。
