高級魚の「うなぎ」が今、異例の安さとなっている。都内のうなぎ専門店の人気メニューは国産うなぎまるまる1匹を贅沢に使った「うな丼」だが、通常2200円のところ、毎週日曜は1400円で提供している。エサ代や光熱費などは高騰しているが、うなぎの稚魚が豊漁で、仕入れ値が大幅に下がっているという。ここ数年、不漁により価格高騰していたうなぎだが、今年はお得な価格になっている。今年3月の東京市場での卸売価格は去年比2割以上も安くなった。「名代 宇奈とと」で使っている中国産のうなぎもいつもより安く仕入れられたという。食卓でもうなぎは身近な存在になりつつある。鮮魚店で買い物客が次々に足を止めていたのは「中国産うなぎの蒲焼・900円」。国産うなぎも1000円台から販売している。ほかにもうなぎが5切れも入ったメガサイズのおにぎりを500円で販売している。この店では10年ぶりだという異例のうなぎの安さとなっている。静岡県のうなぎ販売会社によると、今年前半も稚魚が豊漁だったため夏の土用の丑の日以降もお得な価格が続きそうだという。
