ゴーボルダが新たに運行を始めた。アムステルダムからベルリンまでを8時間で結ぶ。特徴は日時によって料金が異なる。一番安い時では3700円で利用ができる。運賃はこれまでの列車の2~3割と格安で長距離移動ができる。ただし荷物について、大型のスーツケースなどの場合は約2700円の追加料金が必要。LCCと同様に追加オプションで稼ぐビジネスモデル。車両は1980年代に製造された列車を改装して使用。最高時速は160キロで高速鉄道の半分程度。燃費を改善しコストを抑える。今年12月にはパリーアムステルダム路線を運行予定。鉄道版LCCとを拡大したい考え。ゴーボルダのヘッセル・ウィンケルマン共同創業者は私たちは50人以下で非常に効率的で徹底的にコスト削減をしている。格安がなぜ可能なのか?欧州鉄道フォトライターの橋爪氏によると、線路を広く解放することでいろいろな企業が参入することができると指摘。日本の場合、列車の運行と設備の管理を同じ会社が担う上下一体方式。ヨーロッパでは列車の運行と設備の管理を別の主体が担う上下分離方式が主流。近年ではドイツの格安バス会社がドイツ国内を中心に運行開始。ルイ・ヴィトンを展開するLVMHが豪華寝台列車の運行会社を買収するなど他業種からの参入が進んでいる。ゴーボルダも新規参入の鉄道のスタートアップ企業でヨーロッパでは鉄道企業同士の価格競争が起きやすくなっている。線路などは国や公的な組織が管理し安全性を担保している。EU加盟国全体で安全基準を含む法整備が進んでいる。
