トランプ大統領が停戦延長を決めた理由はトランプ政権が説明するようにイランの内部分裂を背景にした返答待ちなのかTACOなのか。トランプ大統領は本音では戦闘再開を望んでいないという見方。イラン軍事作戦を支持するか聞いた米国内の世論調査では支持しないが54.9%。イラン攻撃は異例なほど不人気な戦争。アフガニスタン戦争やイラク戦争と比べても低い支持。原因はガソリン価格の高騰。全米レギュラーガソリンの平均価格はイラン攻撃開始後、急上昇。2週間の停戦発表を受けて下落したが22日時点で1ガロン=4ドルを超えている。車社会のアメリカでは1ガロン=4ドルは心理的な壁の指標とされている。この水準を超えると外食や旅行を控えるなど消費者が節約志向になり支出削減につながる可能性が指摘されている。物価抑制を最優先課題にしてきたトランプ大統領にとって痛手。トランプ大統領の支持率は低迷し40%を割り込みそうな状況。イラン攻撃に反対する声はトランプ大統領の支持基盤からも上がっている。ピュー・リサーチ・センターが行った世論調査。共和党支持者は支持する傾向にあるが共和党支持者のなかでも年齢が低いほど支持する割合が低い。若い男性の支持は大統領選でトランプ大統領を勝利に導いた原動力の1つ。しかし、外国への介入よりも国内経済を優先してくれるとの期待が裏切られたと感じていると指摘されている。さらに熱狂的な支持層、MAGA派の論客の動きも注目される。FOXニュースの元看板キャスター・タッカー・カールソン氏。カールソン氏はイラン攻撃はMAGAではなくMIGA=メーク・イスラエル・グレート・アゲインと批判。トランプ大統領が圧力に屈しないイランに対しどう出ていくのか世論の動向は大きな影響を及ぼす。
