4月から全国で始まる、こども誰でも通園制度。千葉市中央区にある保育園「キートスチャイルドケア新千葉」でも2年ほど前から先行して受け入れていた。しかし保育士がはがしていたのはこども誰でも通園制度のポスター。こちらの保育園では保育士を1人増員し週5日、子供3人を受け入れられるよう整備した。しかし先月は480時間の枠に対し利用は、わずか43時間。補助金と利用料の収入は6万5000円と月30万円ほどの保育士の給与を賄えず休止を決めた。制度を通じて新たに入所が決まったケースもあり、できれば休止せずに続けたいと言うが、日向美奈子統括園長は「制度導入に当たって何かを整備したことに対して何かしら補填されれば運営も経営もできる」と主張する。制度設計を担うこども家庭庁はどう受け止めているのか。担当者は「必要な支援があれば検討し、可能な限り実行したい」と述べた。国は保育施設に支払う補助金を4月から増額。0歳児の場合、これまでの1時間1300円から1700円に増やし支援を拡充しているとしている。
