熊本地震当時、災害関連死の認定に携わった阿蘇医療センターの甲斐医師を取材。阿蘇市で20人を認定する中で、心不全が多いと感じた。そこでアンケート調査を実施。地震発生後の循環器疾患で最も多かったのが、脳梗塞で、エコノミークラス症候群もいた。脳梗塞は避難所で多発していて、心不全は75歳位上に多かった。甲斐医師は避難による生活環境の悪化が要因だと考えている。また脳梗塞などは1週間後以降も多くの人が発症していた。災害関連死の対応は急務となっている。能登半島地震では500人が災害関連死と認定されている。甲斐医師は災害時に、大学病院に循環器病対策班チームを立ち上げ、体制づくりを急いでいる。
