岡山県フィルムコミッション協議会は、2006年の設立以来、数々の映画やドラマなどの撮影を支援してきた。裏がわ その1:窓口を1本化!県内すべての市町村と連携。フィルムコミッションへの問い合わせは妹尾真由子さんに1本化している。映画会社などからロケ地の問い合わせが入ると妹尾さんが県内の自治体に情報を共有。自治体に候補地を探してもらい妹尾さんが集約。それを依頼者に提示し納得が得られれば誘致が決まる。依頼者は一つの窓口に連絡するだけで岡山県全体の情報が得られる。全市町村を網羅している協議会は全国的にも珍しい。裏がわ その2:岡山の良さを伝えたい!原動力は岡山愛。見つけたロケ地の候補はパソコンにストック。誘致のアピールに欠かせない地域のネタ集とロケーションガイドも。裏がわ その3:スムーズに撮影してほしい!現場でも全力サポート。この日は撮影の下見であるロケハンに同行。依頼者は台湾の航空会社。岡山便も就航していることから岡山でPRビデオを撮影することになった。“台湾の人が岡山に来たくなるロケーション”との要望を叶えるべく候補地を案内していく。朝8時、まずは後楽園へ。お城をバックに!との要望に応えた撮影ポイントを紹介。現場も取り仕切る。岡山城では航空会社のマスコットキャラクターの控室を確保。倉敷・美観地区で監督が何か見つけた様子。急きょマスキングテープを選んでいるシーンを撮影したいとのこと。妹尾さんはお店と交渉。アイビースクエアでは椅子を動かしたいとのことで、すぐさま関係各所に電話で交渉する。下津井では撮影予定だった場所が監督の意向で取りやめに。こうして無事にロケハンが終了した。監督は「これまでの経験だと自分たちで申請を出して何度も手続きを重ねてという流れが普通だったので、ここまで丁寧にサポートして撮影したいものや内容をすぐに確認してくれるとは思いませんでした。フィルムコミッションが美しいロケーションだけでなく撮影環境まで支えてくれる、そこが岡山を選びたくなる理由のひとつです」と話した。妹尾さんは「作品を誘致できないと岡山から生まれるものが増えていかないので、しっかり作品を勧誘しつつ地域の人たちが改めて岡山県というものに魅力を感じていただいて、その魅力が全国・世界に発信できればうれしい」と話した。
