2009年9月30日、ひき逃げ事件で当時10歳だった子どもが亡くなった。車は自転車に乗っていた子どもに衝突し転倒させて逃走した。さらに、対向車線を走ってきた別の車は道路上の自転車やかばんを避けるようにして子どもを轢き、そのまま逃げたとみられている。過失運転の疑いで捜査が始まったこの事件。現場に防犯カメラはなく、車の破片など事故の痕跡が少なかったこともあり捜査は難航。犯人が捕まらない中、被害者家族が直面したのは時効。過失運転致死傷罪の公訴時効は10年、危険運転致死傷罪の公訴時効は20年。被害者家族は容疑を危険運転に変更してほしいと訴え続けた。過失運転の時効が成立する12日前、警察は危険運転の疑いを払拭できないとして容疑を危険運転に切り替えた。
