海外の輸入業者に向け今日から始まった日本の食品輸出EXPOでは販路拡大を目指す多くの企業が出店している。日本の果物・お菓子・水産物などを輸出している330社がブースを設置している。ホタテなどを輸出する函館の水産加工会社のブースでは、元々中国向けが年間売上の約2~3割を占めていたがこのところ力を入れているのが中国以外への売り込み。農林水産省によると、日本のホタテの輸出額が過去最大となった3年前は中国向けが51%を占めていたが、中国が福島第一原発の処理水をめぐる日本産水産物の輸入停止措置を続けたことで最近はアメリカ・ベトナム・タイなどへの輸出が増加しているという。この会社でも海外のバイヤーを通じた輸出先の多角化に取り組んでおり、タイや台湾などに販路を拡大している。同じくホタテなどを扱う青森市の水産加工会社は海外の業者の反応が良かったことから手応えを感じている。一方出店が増えているのが抹茶関連。今回は約20社がブースを設けた。今年から抹茶の輸出を始めた神奈川県の企業は、飲むだけでなく料理にも使える抹茶など様々な商品を取り揃えている。日本食ブームや健康志向を受けて抹茶は海外で人気が高まり今年1月~10月までの茶の輸出額は539億円余と去年同時期比で2倍近くになっている。
