「日本の原油 どう確保?」というテーマでスタジオ解説。国際線は運賃とは別に「燃油サーチャージ」を徴収しているが、全日空と日本航空は6~7月発券分の燃油サーチャージにイラン情勢に伴う原油価格の高騰を反映させる。ヨーロッパ・北米行きは現在3万円前後だが5万円台に、韓国行きは3000円前後が6000円前後に値上がりする。全国レギュラーガソリン価格はおととい時点で1リットルあたり170.2円に値下がりしたが、補助金がないと219.8円になってしまうため、政府は補助金を49.8円に増額するとしている。政府は石油の国家備蓄の放出を始めている。先月29日時点で国家と民間などの備蓄はすべて合わせて235日分あることが判明した。先月の日本に届く原油は去年同月比で約27%減少。今月は約64%の減少が見込まれるという。中東以外からの代替調達が進んでおり、今月にはオーストラリアから輸入が急増する。来月には米・テキサス州からの輸入も始まる。ホルムズ海峡を通らないルートの模索も始まっているが、長距離輸送でコストが上昇し、新たな船の契約が必要などが問題があるという。プラスチックや食品トレーなどを作る際に必要な「ナフサ」も原油から作られるため、代替調達の動きが進んでいる。これまでは中東からの輸入が多かったが、おととい時点で中東以外からの調達量が平時の2倍となる見込みだという。
