- 出演者
- バカリズム 影山優佳 濱田岳 井森美幸
ハワイ移住にかかる初期費用は計116~234万円。そこで海外での激安生活は1日いくらでできるのか計ってみた。向かったのはフィリピン・マニラ。日本より物価が安くスイカ1玉は約600円、米5kgは約490円。道沿いにある屋台のご飯は一食80円ほど。
フィリピン・マニラで激安生活を極める日本人を捜索。生活困難者に炊き出しで食事を提供する支援サービスを実施しているDSWDの炊き出しで出会ったのは竹田光雄さん。2月にフィリピンに渡ってすぐ金欠になり所持金ほぼ0円で生活しているという。最低限の食事もままならない貧困層が約484万人いるとされるフィリピン。そんな人たちを支えているのは政府が運営する炊き出し。貧困証明書を提示し身辺調査を終えれば朝昼2回、無料で飲食できる。
フィリピンにはほぼ0円で暮らす日本人男性が多いという。詐欺に遭い全財産を失うなどして帰国する航空券すら買えず異国の地で立ち往生する日本人は困窮邦人と呼ばれている。竹田さんは食事を削るため夕食はなしで腹が減らないようじっと公園で時間を潰すこと5時間。3日に1度の水浴びは80円。川沿いの寝床で夜8時には就寝。
竹田さんは高校中退後、大工の道へ進む。23歳で結婚し2人の娘に恵まれるが30歳で離婚し現在は疎遠に。去年、リヤカーで世界を旅する若者のYouTubeを観てわずかな貯金を握りしめてバックパッカーの旅へ出ることを決めた。そして今年2月末に約3万円の現金を携えてマニラに到着。しかしぼったくりタクシー運転手にぼったくりホテルに案内され到着3日目にして残金は5550円に。さらに携帯電話は盗まれてしまいスマホケースにクレジットカードも入れていたという。日本へ帰る航空券を購入せずに来ていたため帰国もできず八方塞がりに。そんな中、フィリピン人友達のメルさんと出会い炊き出し場を教えてもらった。以降、3日1度のお風呂で現金を使いそれ以外はほぼ0円で過ごしている。現在はフィリピンで知り合った人にお金の工面を相談中で帰国の目途が立ったという。
過去にフィリピンの空港では職員が乗客の荷物に銃弾などを仕込み見逃す見返りに賄賂を要求する不祥事も発覚。賄賂を拒めば刑務所送りになる可能性もあり被害者の中には日本人もいたという。そこでフィリピンの刑務所に日本人が何人いるのか測ってみた。やって来たのはセブ州刑務所。番組スタッフは厳しい荷物検査と身体検査を受けて刑務所内へ。刑務官の監視はなく受刑者が自由に過ごしていた。規律違反者は独房へ入れられるという。受刑者たちの部屋も鍵が全開だった。1人与えられたスペーは畳1枚分。
現在の受刑者数は男が1000人、女が53人とのこと。フィリピンの刑務所は世界有数の過密状態。その背景には2016年の政策がある。かつてフィリピンは東南アジア最悪の治安といわれ横行した犯罪の多くが麻薬。そこで2016年、ドゥテルテ前大統領は麻薬犯罪の一掃を目指した政策を強行。容疑者が抵抗したら射殺するよう警官に指示し2ヵ月で約1000人が死亡。その結果、射殺を恐れ68万人が出頭した。10年が経ち収容人数は減ったものの刑務所は今も飽和状態となっている。引き続き日本人を捜索しているとギャングのボスに遭遇。セブ州刑務所は受刑者1053人に対して刑務官は45人。深刻な人手不足を補うためギャングを組織させ管理の一部を委ねている。ボスはしっかりした壁の個室に住めるという。
ギャングのボスの提案で番組スタッフは受刑者と一緒に1日刑務所生活を体験。受刑者としての初仕事は水を部屋に運ぶ仕事。生活用水は1日3回運ばなければならない。受刑者たちの1日分の食材は警察犬がチェックした後、すべて開封し中身をチェックする。30人の新人受刑者で30分かけてすべての食材を調べた。床掃除はココナッツの皮を使用。ココナッツの皮の繊維はタワシに近くフィリピンでは掃除道具に活用されている。
食事の準備もすべて受刑者の仕事。支給された食材は各部屋で自由に調理できる。貴重な食事を残すのは厳禁。ボスには受刑者たちを管理する見返りに手当が支給される。さらにセブ州刑務所では週に1回、電話やネットの使用も可能。それを利用してボスは高級食材を外部から取り寄せている。麻薬乱用のアルジャンは父の死後、高校に通いながらアルバイトをして卒業後は漁師で妹の学費を工面。しかし20歳の時に母親が再婚のため家庭を放棄。妹は14歳で出産し育児放棄して別の男と結婚。計り知れないストレスから麻薬に手を染めてしまったという。
受刑者が自由に使える売店では生活用品やパン、スナック菓子などを販売。さらに刑務所内には美容室も完備。番組スタッフはボスの命令で髪を切ってヒゲを剃ることに。髪を切ってくれる人も受刑者で元々美容師だったという。逮捕前の職業を活かして働き出所後への貯金をしている。話を聞いた人身売買の罪で捕まったというオーストラリア人の受刑者は旅行に行った友人の親族が未成年で人身売買だと疑われて逮捕されたという。入所から12年経つも未だ裁判は途中とのこと。セブ州刑務所は拘置所としての役割もあり裁判待ちの収容者も多くいる。
フィリピン・セブ州刑務所に1泊し日本人受刑者が何人いるか測ってみた。刑務所を仕切るギャングのボスは10年前に麻薬の密売で逮捕され家族と離れ離れに。まだ裁判の途中でいつ出所できるかわからないという。水汲み場でシャワーを浴びた後は点呼をして就寝。扉は施錠されギャングのメンバーが警備を担当。起床時間は午前4時半。朝から長蛇の列が出来ていたのは朝食用のソーセージ。
フィリピン・セブ州刑務所に1泊し日本人受刑者が何人いるか測ってみた。ギャングのボスが案内してくれたのは刑務所内で交際に発展したカップルの元。この日は彼女が出所し離れ離れになるという。女性受刑者のエリアは2階の一角で1階から声をかけて話すことは認められている。交際期間が1年をこえると週1回、愛を営む部屋が使用可能。面会者とも1時間使用OK。そして彼女は半年ぶりに出所した。ベテラン受刑者に話を聞くと昔はこの刑務所の生活はサバイバルのようで自死する受刑者も多かったという。
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井森美幸は中3の3学期に通知票の理科を2から3に書き換えたというエピソードを明かした。
フィリピン・セブ州刑務所に1泊し日本人受刑者が何人いるか測ってみた。昔はこの刑務所の生活はサバイバルのようで自死する受刑者も多かったという。刑務所の環境を変えたのは受刑者300人によるダンス。2005年に受刑者の更生プログラムとして始まったもので体を動かしストレス発散&団体行動で受刑者同士のコミュニケーションが生まれ孤独な受刑者の心の支えになっている。受刑者を捜索したが日本人受刑者は一人もいなかった。
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