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「スネークフィッシュ」 のテレビ露出情報

過去にフィリピンの空港では職員が乗客の荷物に銃弾などを仕込み見逃す見返りに賄賂を要求する不祥事も発覚。賄賂を拒めば刑務所送りになる可能性もあり被害者の中には日本人もいたという。そこでフィリピンの刑務所に日本人が何人いるのか測ってみた。やって来たのはセブ州刑務所。番組スタッフは厳しい荷物検査と身体検査を受けて刑務所内へ。刑務官の監視はなく受刑者が自由に過ごしていた。規律違反者は独房へ入れられるという。受刑者たちの部屋も鍵が全開だった。1人与えられたスペーは畳1枚分。
現在の受刑者数は男が1000人、女が53人とのこと。フィリピンの刑務所は世界有数の過密状態。その背景には2016年の政策がある。かつてフィリピンは東南アジア最悪の治安といわれ横行した犯罪の多くが麻薬。そこで2016年、ドゥテルテ前大統領は麻薬犯罪の一掃を目指した政策を強行。容疑者が抵抗したら射殺するよう警官に指示し2ヵ月で約1000人が死亡。その結果、射殺を恐れ68万人が出頭した。10年が経ち収容人数は減ったものの刑務所は今も飽和状態となっている。引き続き日本人を捜索しているとギャングのボスに遭遇。セブ州刑務所は受刑者1053人に対して刑務官は45人。深刻な人手不足を補うためギャングを組織させ管理の一部を委ねている。ボスはしっかりした壁の個室に住めるという。
ギャングのボスの提案で番組スタッフは受刑者と一緒に1日刑務所生活を体験。受刑者としての初仕事は水を部屋に運ぶ仕事。生活用水は1日3回運ばなければならない。受刑者たちの1日分の食材は警察犬がチェックした後、すべて開封し中身をチェックする。30人の新人受刑者で30分かけてすべての食材を調べた。床掃除はココナッツの皮を使用。ココナッツの皮の繊維はタワシに近くフィリピンでは掃除道具に活用されている。
食事の準備もすべて受刑者の仕事。支給された食材は各部屋で自由に調理できる。貴重な食事を残すのは厳禁。ボスには受刑者たちを管理する見返りに手当が支給される。さらにセブ州刑務所では週に1回、電話やネットの使用も可能。それを利用してボスは高級食材を外部から取り寄せている。麻薬乱用のアルジャンは父の死後、高校に通いながらアルバイトをして卒業後は漁師で妹の学費を工面。しかし20歳の時に母親が再婚のため家庭を放棄。妹は14歳で出産し育児放棄して別の男と結婚。計り知れないストレスから麻薬に手を染めてしまったという。
受刑者が自由に使える売店では生活用品やパン、スナック菓子などを販売。さらに刑務所内には美容室も完備。番組スタッフはボスの命令で髪を切ってヒゲを剃ることに。髪を切ってくれる人も受刑者で元々美容師だったという。逮捕前の職業を活かして働き出所後への貯金をしている。話を聞いた人身売買の罪で捕まったというオーストラリア人の受刑者は旅行に行った友人の親族が未成年で人身売買だと疑われて逮捕されたという。入所から12年経つも未だ裁判は途中とのこと。セブ州刑務所は拘置所としての役割もあり裁判待ちの収容者も多くいる。

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