- 出演者
- 藤森慎吾(オリエンタルラジオ) 石原良純 小泉孝太郎 高嶋ちさ子
日本初の国葬が執り行われた歴史的人物の子孫・正和さんに密着。ご先祖様は天皇に意見書を提出しそれが道筋となって大日本帝国憲法が作られたという。正和さんはTMI総合法律事務所で企業買収専門の弁護士をしている。日本経済新聞が発表した2007年に活躍した弁護士ランキングでは企業法務部門第1位に。正和さんは六本木ヒルズのレジデンスエリアに住んでいるという。
ご先祖様が生まれ育ったのは京都。ご先祖様ゆかりの実相院は江戸時代、政治活動の中で命を狙われた際に身を隠していたお寺。実相院は皇族や公家が住職を務めており刀を抜いてはいけない場所だったという。実相院の付近にはご先祖様が住んでいた隠れ家が今も残されている。さらに兵庫県にもご先祖様ゆかりの建物がある。東京の私邸の離れを移築したもの。
お札の顔になった偉人の子孫・正和さんに密着。兵庫県にはご先祖様ゆかりの建物がある。東京の私邸の離れを移築したもので伊藤博文らと会合を開いていたことから六英堂と名付けられている。ご先祖様の最大の功績は草創期の外務大臣としてヨーロッパやアメリカを歴訪したこと。その際に日本人で初めて固形のチョコレートを食べたと言われている。数々の功績が称えられ1951年お札の肖像画になった。加山雄三さんも子孫だという。
正和さんのご先祖様は岩倉具視。公家出身の政治家で武家体制から天皇制への転換に尽力。坂本龍馬など多くの偉人に慕われ明治政府の発足に貢献した人物。岩倉は断髪令が出た後も髷は日本人の魂であると考えていたが、子供達の説得でシカゴで断髪した。渡米中に断髪した知らせを受けた明治天皇も髷を落とし、以来当時まだ多かった髷姿に固執していた人々への断髪も普及。1951年には500円札の肖像画にもなり、日本初の国葬も執り行われた。
明治天皇陵の真横にある豪邸に潜入。豪邸に住むの若柳家はある家業を131年受け継いできた一族。庭にある水琴窟は埋めた壺に水滴を垂らし琴のような音を鳴らす日本庭園最高技法の1つ。水琴窟の原型を作ったのは遠州流茶道の流祖・小堀遠州。
建物は京都の宮大工が建築。屋敷の主は四世宗家・若柳寿童さん。亡くなった夫から名を預かり流儀後見人となった。2階には真珠で作られた宝船の置き物が飾られていた。
若柳家の家業は131年続く日本舞踊。日本舞踊のルーツは江戸時代、歌舞伎から派生したもの。歌舞伎役者の弟子の女性たちが歌舞伎の中の踊りの部分を教えた事が広まった理由の1つ。日本人の仕草や所作を極めた日本舞踊は日本の伝統文化を好む人々に特に支持されてきた。若柳流は日本舞踊の五大流派の1つで始まりは明治28年。流派を受け継いでいるのは若柳吉蔵さん。若柳流宗家の教室は全国に5カ所で生徒数は1000人以上。日本舞踊は京都の町では春の風物詩になっている。人間国宝の父から家元と名を継承し多くの業績を残した今藤長十郎さんは42年間毎年京おどりの作曲を担当している。若柳吉蔵さんはその伝統音楽に合わせた振付を考えている。
奈良時代創建の深大寺は日本最大級の厄除大師と言われる。今回のテーマは「今人気の深大寺はなぜ約1300年人が絶えないのか?」。
深大寺の山門は江戸時代の1695年に建てられた。お寺の参拝作法は「手水で手を清める」「線香をあげその煙で身を清める」「合掌でお参り」。1865年の火災で山門・常香楼以外は焼失したし、常香楼には今も江戸時代の焼け跡が残っている。本堂は大正7年に再建。
深大寺に祀られている東日本最古の国宝は飛鳥時代に制作された釈迦如来像。深大寺ができた奈良時代に持ち込まれたと伝えられている。火災で焼けた跡が残っているが奇跡的にほとんどそのままの状態で残っている。当時の最先端技術で作られた国家レベルの作品。深大寺の開祖・満功上人の兄弟・高麗福信が奈良時代に釈迦如来像を譲り受け深大寺に贈ったと推察されている。
深大寺の元三大師堂を特別公開。元三大師は平安時代に厄除で名を馳せた実在の僧侶。おみくじの祖としても有名で、鎌倉時代に元三大師像が祀られたことでさらに多くの人々の信仰を集めた。深大寺の元三大師像は座像で2mで開帳は50年に1度のみ。今回は新調した御戸帳を掛け替える作業に立ち会うことができた。
元三大師像は日本最大の肖像彫刻。元三大師が厄除け信仰を集めたきっかけは、疫病が京都の町に流行った時に、元三大師が鏡に映った姿と言われている角大師の御札を配布したことで疫病が治まったと言われている。
元三大師像は日本最大の肖像彫刻。座像で2mあり、全国に数ある元三大師像の中で圧倒的な大きさを誇る。鎌倉時代、モンゴル帝国が日本に侵攻した元寇の時に全国で元三大師像が作られた。深大寺の元三大師像が巨大な理由は元寇の際に鎌倉幕府が国家的な祈祷を行うために作った可能性がある。
オープニング映像。
水戸市の民生委員・林和男さんの幸福時間は梅染。7年前、地域の梅園の梅の木を剪定した枝が捨てられているのはもったいないと思い始めた。煎じた汁の温度を調節すると仕上がりの色の味も変わる。
私の幸福時間の番組宣伝。
深大寺の御本尊は宝冠阿弥陀如来像。頭に冠を抱いた珍しい如来像で鎌倉時代前期の作と言われている。本堂は幕末の火災で消失したが宝冠阿弥陀如来像は救い出された。江戸時代に住職が徳川家の法事などに行く際に乗った駕籠も残されている。
