- 出演者
- 博多大吉 博多華丸 池田伸子 豊田晴萌 穴澤雄介 早瀬憲太郎 渋谷凪咲
オープニング映像。
まもなく閉幕するミラノ・コルティナパラリンピック。世界55の国と地域から集まったトップアスリートたち。雪や氷が溶けそうなほどその情熱が熱く燃え上がった。日本の選手たちも大健闘。10日間にわたり自らの限界に挑み続けた。なかでも、村岡桃佳選手は複数のメダルを獲得。冬の女王の活躍に日本中が湧いた。今回は、パラリンピックの名場面をユニバーサル放送でお伝えする。
オープニングトーク。今回はパラリンピック後半戦の名場面をハイライトでお伝えする。
去年2度の大ケガを負った村岡桃佳選手。9日のスーパー大回転が約1年ぶりの復帰戦だった。難易度の高いコースを丁寧に滑り、今大会日本勢第1号のメダルとなる銀メダルに輝いた。12日には得意の大回転に出場。復帰したばかりにも関わらず果敢な滑りで2つ目の銀メダル。冬のパラリンピックで日本人選手最多の通算11個目のメダルとなった。
スタジオゲストを紹介。渋谷凪咲は村岡選手の滑りについて「ケガを乗り越えてあれだけすごいスピードで奇跡のバランスで行かれてるのが本当にかっこいいなと思いました」と話した。今回の放送は、障害の有無に関わらず全員が楽しめるユニバーサル放送でお伝えしている。解説放送の案内を紹介した。
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義足の選手などが100分の1秒の世界で限界に挑むスノーボード。スノーボードクロスとバンクドスラロームの2種目が行われる。それぞれ腕や足などに障害のある選手が3角クラスに分かれて競う。スノーボードクロスは4人の選手が同時にスタート。起伏のあるコースで着順を競う。日本はスノーボード競技でメダルなし。今大会はそのリベンジに挑む。坂下恵里選手は準決勝でアメリカ選手と接触し惜しくも敗退したが8位で日本人女子初の入賞を果たした。男子は小須田潤太が準決勝で小栗大地選手との競り合いを制し決勝に進出。しかし決勝で他の選手を巻きこみ走路妨害と判定され4位となった。バクドスラロームは、傾斜のついたカーブが連続するコースで2回滑ってベストタイムを競う。小栗大地選手はトップにわずか0.08秒差の2位で銀メダルを獲得した。
渋谷は「こんなにもエキサイティングなものだと思っていなくてびっくりしました。でも、義足であれだけのスピードでぶつかり合いながらというのは本当にすごくかっこいいなと思いました」、早瀬は「小栗選手は平昌大会は6位、北京大会は7位で僕としては限界が来たかなと思ったけど、そこで諦めず自分を信じ切ってメダルを獲得したのは素晴らしいなと思います」と感想を話した。ここからは小栗大地選手の滑りの秘密に迫る。スタジオにバンクの模型を用意され、バンクの滑り方や攻略法について田渕伸司が解説した。また、以前は右足を前にして滑っていたのを左足を前にするスタンスに変更。これにより前への推進力が生まれ加速力がアップしたという。
小栗選手の滑りを視覚障害者のために映像の情報をナレーションで補った解説放送でお送りする。男子バンクドスラローム。小栗選手は3大会目で初の表彰台に登った。小栗選手は「長かったですね。メダル重いです。最高です」などと話した。
穴澤は小栗選手の滑りについて「本当に素晴らしい。スタンスの変更はものすごい勇気のいることだったと思うし、それを成し遂げてのこの大成功は素晴らしいなと思います」と話した。視聴者からのメッセージを紹介。
アイスホッケー。5連覇を狙うアメリカは絶対的エースのデクラン・ファーマーが活躍。4試合で14得点を決め今夜の決勝も注目される。車いすカーリング。中国vs韓国の試合は中国の王蒙が相手のストーンを2つはじき出すショットで勝利を手繰り寄せた。アルペンスキー滑降。ノルウェーのイェスペル・ペデルセンが時速80キロ超の滑りで2位に1秒以上の差をつけ金メダルを獲得。バイアスロン。アメリカのオクサナ・マスターズは圧倒的な強さで金メダルを獲得。クロスカントリースキーでも金メダルに輝き、通算22個目の金メダルとなった。
早瀬は海外選手のスーパープレーについて「同じ人間とは思えないくらいのスーパープレー。でも、力を出し切った後の笑顔を見ると同じ人間なんだと思ってちょっとホッとします」と話し、穴澤が海外選手たちの迫力のプレーをバイオリンの演奏で表現した。
雪山の急斜面を時速100キロ以上で滑り降りるアルペンスキー。スキーをつけた特殊な座って滑る選手や片足で滑る選手もいる。なかでも圧巻は視覚障害の選手。目の見えるガイドスキーヤーが先にスタートし、すぐ後を選手が追うように滑る。頼りは前を滑るガイドの声だけ。ガイドの背中に付けたスピーカーから必至に導く声が響く。しかし、一瞬の判断ミスでコースアウトすることも。選手とガイドの互いの絆を信じて難しいコースを右へ左へ高速ターン。ゴールを駆け抜けた瞬間、熱狂する観衆が抱き合う2人を称える。
互いを信じて100分の1秒に挑め!。アルペンスキー視覚障害のクラスし出場した、全盲のクバツカ選手と、ガイドを務めるザトビチョーワさんは、一緒に滑り始めて10年。今大会では大回転で8位に入賞した。スタジオでは選手とガイドの二人が、どれほど難しいことにトライしているか、博多華丸と渋谷凪咲が体験した。クバツカ選手は、ゆっくり滑ってゴールにたどりつくだけでは意味がない。100分の1秒を争う戦いに挑みたいと語った。
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- マリア・ザトビチョーワマレク・クバツカ
クバツカ選手とガイドのザトビチョーワさんのアルペンスキー男子大回転の様子。ガイドの指示は、REが右、LIが左、HOPがターン。HOPは方向転換が迫っている合図。ガイドは口元にマイクがあり、背中にスピーカーを背負っている。
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選手とガイド、二人の滑りを見て、早瀬憲太郎は、クバツカ選手が感謝を述べていたが、ガイドのザトビチョーワさんもありがとうという想いでいっぱいだと思う。二人が出会って、二人だからこそ見える世界があったんじゃないかなと思うと語った。渋谷凪咲は、絆を感じたし、クバツカ選手が滑っているとき大きな自由を感じると、話した言葉に凄く感動した。本人は自由を持って、夢を持って滑っていて、もの凄くかっこよくて素敵に思ったと語った。
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ロシアの軍事侵攻が続くウクライナは、クロスカントリースキーに射撃を組み合わせたバイアスロンでメダルを量産した。視覚障害クラスのドミトロ・スヤルコ選手は4年前自宅が砲撃を受けた。厳しい環境のなか2大会連続の銅メダル。表彰式で思わず涙がこぼれた。スノーボードクロスのエマヌエル・ペーラトーナー選手。かつてはオリンピックのスノーボードに2度出場する選手だった。しかし、2021年に左ひざを大けが。長いリハビリののち足に障害が残った。それでも挑戦を辞めず。初めてパラリンピックに出場し見事金メダルを獲得。地元イタリアで快挙を成し遂げた。クロスカントリースキーのダビッド・チャベス選手。ビーチでシットスキーを漕ぎトレーニングに励んだ。エルサルバドルとして初めての冬のオリンピックに出場。大健闘の27位で新たな扉を開いた。クロスカントリースキーの阿部友里香選手。東日本大震災で岩手の自宅が全壊。支えてくれた地元の人達のために件名の滑りをみせ、個人種目で事故最高の4位入賞を果たした。パラアイスホッケー。福西朱莉選手は女子で初めて日本代表に選ばれた。予選リーグのカナダ戦。出場時間はわずか6秒だったが、新たな歴史を刻んだ。
アスリートのプレイなどについて早瀬は「スポーツの持つ力ってすごいなと改めて思っています。スポーツを見る、やる、応援する、支える、全てにそれぞれの生き方があるなと思って改めてスポーツに出会えて本当に良かったなと思ってます」、渋谷は「選手の方が元々自由な足を持ってたけど事故で障害があって、でもその4年間はすごく価値があったと言って挑戦されてメダルを取られるという物語がすごくて、私自身も生きる勇気というか人としてすごく生きる勇気をいただきました」と話した。穴澤がアスリートヘ向けたバイオリン演奏を披露。視聴者のメッセージを紹介した。最後は出演者全員が手話を行い番組が終了した。
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2026年3月8日(8:00)
