コンビニ大手のグループ会社が今月末から販売する小分けになったおせち料理は、和風の品目に加えて今年から若年層をターゲットにエビチリなどの中華や鴨肉を使った洋食などの品目を加えた。おせちに欠かせないイクラは、東京・豊洲市場では10月の1kg当たりの平均卸売価格が7579円と去年の同時期の4134円より1.8倍余高くなっている。その原因は北海道での秋鮭の記録的な不漁で、この10年間で最少となっている。練馬区にある創業80年以上の仕出し料理店は毎年イクラや数の子などを使ったおせちを販売している。この仕出し料理店ではおせちの販売価格を今年の夏に決め、既に予約を受け付けていたため値上がり分を販売価格に転嫁できず店側が負担せざるを得ないことになっている。また物価高騰でおせちを詰める箱や黒豆なども値上がりし、据え置いてきた販売価格を来年以降値上げすることも検討している。
