純白のジャケットの三浦選手とグレーのスーツにネクタイ姿で登場した木原選手。りくりゅうコンビの引退会見は、冒頭から2人の涙と笑顔で溢れる舞台となった。木原選手の話に、三浦選手が涙する場面もみられた。お互いを信頼する秘訣について、三浦選手は「9歳差あるが、お互い思ったことは隠さずに言う。細かいことだが、信頼してくれるから自分も信頼できる。そういったくり返しもあったのかなと思う。」などと話し、木原選手は「近くで努力する姿をお互い見てきたので、行動を見てきたことが信頼につながった」などと話した。会見の準備について、木原選手は「最初のあいさつの場面があったので、事前に2人とも練習した」などと明かした。2022年夏、2人が東京のかき氷店を訪れたときの映像が流れた。オフでも息はぴったりの2人だった。この1週間前に誕生日を迎えた木原選手。木原選手の誕生日には、三浦選手から1日早くお祝いされたという。三浦選手は引退会見で、「組んだ7年間はアスリートだけでなく、1人の人間としても成長できた。7年間はかけがえのない時間だった。」などと話した。フィギュアをはじめたのは、木原選手が4歳、三浦選手は5歳だった。幼いころの三浦選手は空手、新体操でも才能があった。一方、木原選手は2013年にペアに転向したが順風満帆ではなかった。2人の転機は2019年、スケート場でアルバイトをしていた引退を考えていた木原選手に声をかけたのが、三浦選手だった。フィギュアのペアとして、快進撃をはじめた2人にメディアも注目していた。
