- 出演者
- 石原さとみ 島崎和歌子 土屋伸之(ナイツ)
オープニング映像。
口の衰え「オーラルフレイル」は健康の分かれ道になる。日本老年医学会・日本老年歯科医学会・日本サルコペニア・フレイル学会が合同でオーラルフレイルに関する声明を出した。東京大学の田中さんは千葉県柏市で高齢者のフレイル予防を目的とした追跡研究柏スタディを実施。その中で口の状態が悪いと体も衰え寿命にまで影響することがわかった。
オーラルフレイルの5つのチェック項目を紹介。1「自分の歯が20本未満」、2「半年前より固いものが食べにくい」、3「お茶や汁物でむせる」、4「口が渇きやすい」、5「滑舌が悪くなった」。2つ以上該当するとオーラルフレイル。
- キーワード
- オーラルフレイル
オーラルフレイの健診に力を入れている神奈川県海老名市。口の機能は緩やかに衰えるため生活に支障が出にくいという。歯医者の千葉さんが平成30年に健診を受けた33名のデータを元に7年後に健康状態を調査したところ、オーラルフレイなしだった人たちは8割が健康だったがオーラルフレイありの人たちは連絡が取れなくなっていた。
日本歯科大学 口腔リハビリテーション 多摩クリニックを取材。菊谷教授によれば食べ物をかむためには歯も重要だがかむのを支えているのは舌だそう。80歳で20本の歯を保つことが目標の「8020運動」が行われてきて現在は6割まで高まっている。しかし歯が残っていても舌の動きの衰えはかむことに影響が出るそう。さらにかむ力が衰えるとお肉や魚介類に含まれるたんぱく質の摂取が減少し、滑舌が悪くなり人と話すのが億劫になり社会とのつながりが減少することもある。この状態が続くと要介護状態になる可能性もある。島崎和歌子と土屋伸之がグミを食べ水を飲み舌の動きを実感した。
口の衰えは何歳から始まるのか?東京歯科大学の上田教授は口の機能と認知症との関連などを日々研究している。上田教授の調査によると50代から口腔機能が急激に低下している人が増えている。番組でも50代~70代を対象に検査を行ったところ、12人中11人が衰えがあり、そのうち口腔機能低下症と判断された人はたちは舌圧が基準値以下だった。上田教授によると舌の衰えは昔に比べかたいものを食べる機会が減っていることがあげられるそう。また舌の機能が悪いと将来認知機能が低下するリスクが高いという。島崎和歌子と土屋伸之が舌圧を測定したところ2人とも基準値を上回った。口腔機能低下症の検査は歯科医院などで検査可能。口の衰えが気になる方はかかりつけの歯科医や日本老年歯科医学会の専門医・認定医などへ相談を。
山口大学医学部では色々な食品がどのくらいの舌圧で潰れるか実験しており、高齢者の誤えんリスクが高まる20キロパスカルで割れる食べ物を発見。それは海鮮の形のスナック菓子だった。また成人の基準30キロパスカルで割れる食べ物を探したところ、キャラメル味のスナックが該当することがわかった。
- キーワード
- 山口大学
舌の周りにはたくさんの筋肉があり、舌が動けば動くほど周辺の筋肉のトレーニングにもなる。おすすめの1つは「よく噛む」こと。平塚市では口の衰えを予防するための体操や食事を学ぶカムカム教室を行っている。2つ目は「カラオケ」。カラオケを楽しんでる人たちの舌圧を計測したところ、5人全員が成人の基準値30キロパスカルを上回るという結果が出た。理化学研究所などが発表した研究でも週1回2時間のカラオケトレーニングを12週間継続した結果、舌圧が平均3.71向上が認められた。3つ目は「舌トレ」。愛知医科大学の前田教授は舌圧の低下が全身の栄養・筋肉量減少のサインであることを世界に示した。番組は前田教授に簡単にできる舌トレーニングの開発を依頼。舌が衰えている人たちに2週間トレーニングをしてもらったところ全員舌圧がアップし舌口唇運動機能もアップ。口腔機能低下症もゼロになった。
1回3分でできるトリセツ流舌トレを紹介。1つ目は発声と舌の筋トレである「アーウー体操」。2つ目も発声と舌の筋トレである「イー体操」。3つ目が「舌ストレッチ」。それぞれ10回が1セットでできる範囲で朝・昼・晩に行うようにすると良い。上田教授は2040年には3人に1人が高齢者になると言われている。きょうの舌トレーニングでお口の健康をしっかり保ってお口の機能の貯金をしておくと高齢になってからも楽しくおいしく食事ができるなどと話した。
あしたが変わるトリセツショーの番組宣伝。
