- 出演者
- 富澤たけし(サンドウィッチマン) 伊達みきお(サンドウィッチマン) 芦田愛菜 葉加瀬太郎 内田有紀 ヒロミ 八木莉可子
今夜の博士ちゃんは豪華コラボ3時間SP。葉加瀬太郎、池上彰、2人のプロフェッショナルが博士ちゃんのギモンに全力解説。令和の今、日本の音楽が世界で大流行。Creepy Nuts 「Bling-Bang-Bang-Born」はビルボード・グローバル・チャートでTOP10入りという世界的大ヒット。Adoは世界33都市を回るワールドツアーで50万人以上を動員。その裏には、数十年前から世界を舞台に活躍するレジェンドたちの功績が。音楽博士ちゃんのギモンを解説してくれるのが番組テーマソングを作曲した葉加瀬太郎。
去年、米津玄師のIRIS OUTが米ビルボード・グローバル・チャートで5位を獲得するなど、日本人アーティストの世界的な活躍が目覚ましい。約60年以上前、世界で大バズリしたレジェンド歌手がいた。お魚捌き葉加瀬の佐々木伶汰は、坂本九さんは世代を超えて受け継がれていると話していた。坂本九の「上を向いて歩こう」は63年前、ビルボードチャートで3週連続1位を獲得。アジア人初の大快挙。海外ではSUKIYAKIのタイトルで発売され、70カ国以上で総売上1000万枚以上。今年12月には映画「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」の公開が予定されている。今哲心は初登場のジャズドラム博士ちゃん。初ドラムは3歳のときで、今では大人たちとジャズセッションをしている。自由研究ではアート・ブレイキーというジャズのドラマーのことをまとめたという。そんな博士ちゃんが感動したという坂本九のスゴさが、坂本九の歌はアメリカのリズム、ジャズでは大事なことをやっているなどと解説した。当時、大ヒットを受けてアメリカの人気番組参加した坂本九の1963年のSteve Allen Showの歌唱映像を放送。エレクトーン博士ちゃんの井上は、なぜ当時海外で受け入れられたのかと質問。
葉加瀬太郎は、坂本九「上を向いて歩こう」なぜ全米1位担ったかについて大きく2つ理由があるという。前に説明したペンタトニック、ヨナ抜き音階だといい、この曲はヨナ抜きで作られていると説明。作曲は中村八大、作詞は永六輔。この六ハチデュオは当時のヒットメーカーで、その六ハが作った曲を九が歌ったという。ヨナ抜き音階は日本らしさがアメリカにとって新鮮に聞こえたのではとのこと。さらにもう一つ大ヒットの秘密はリズムがジャジー。坂本九は元々ジャズ、ロカビリーの歌手で、エルヴィス・プレスリーがロカビリーの代表。この曲は中村八大が自分のリサイタルで初披露。坂本九は譜面を見て勝手に、シンコペートしているなどと葉加瀬太郎が解説した。メロディーは日本的なヨナ抜き音階だが、リズムは西洋的なジャズのようなノリで作られている。初登場の樋口楓響は、???に憧れるピアノ大好き博士ちゃん。
世界が認めた日本人アーティスト。となりのトトロなどを作曲した久石譲。昭和歌謡博士の村田りあは、Summerについてこの曲を聴いて懐かしい夏を思い浮かべると思う、と語る。ジブリや北野映画など2000曲以上を作曲。日本アカデミー賞 最優秀音楽賞を8度受賞している。さらに博士ちゃんたちがみんな大好きだと上げた同じ曲が、「旅立ちの時」。卒業式や合唱コンクールで歌われ、博士ちゃん世代の有名曲。さらに世界20か国以上でコンサートを行っている。パリ公演では発売から3時間で即完売。さらにフルオーケストラで再収録された曲を収めたアルバムは、ビルボードクラシックアルバムで見事1位を獲得。謎のキャラクターで顔を隠した初登場の博士ちゃんは、今世界から注目されている人物。厚揚げろが。は、若者世代の多くが知っている「はじまりの曲」を作曲。この曲を演奏する動画や絶景を合わせる動画が人気となって曲が一気に拡散。YouTube 2025年国内ショート楽曲再生回数では米津玄師を抑えて1位という大快挙を成し遂げたデジタル作曲博士ちゃん。久石譲の曲はなぜ心に残るのかという質問。
葉加瀬太郎は、久石譲さんルーツと原点みたいなのを解説してみたいという。そこには摩訶不思議!魔法のような音楽手法。
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久石譲のメロディーはなぜ心に残るのか。葉加瀬太郎が解説。久石譲の原点はミニマルミュージック。「あの夏、いちばん静かな海。」のメインテーマ「Silent Love」、「時をかける少女」オープニングテーマ「Girl」などを紹介。
映画「ラストエンペラー」で日本人初のアカデミー賞作曲賞を受賞した作曲家・坂本龍一。東京藝術大学を卒業。YMOはシンセサイザーとコンピューターを駆使した斬新な音楽で一世を風靡。1979年にロサンゼルス公演を成功させ、日本より先に海外で人気に。ビハインド・ザ・マスクはマイケル・ジャクソンがカバー。葉加瀬太郎は10代の頃から坂本龍一はアイドルだと話した。Energy Flowはミリオンヒット。博士ちゃんたちが大好きな曲は、戦場のメリークリスマスのテーマソング。なぜ世界で愛され続けるメロディーなのか。
坂本龍一について葉加瀬太郎が解説。「戦場のメリークリスマス」が始めての映画音楽で、大島渚監督は当初俳優としてだけオファーしたが、坂本が曲を書くことを条件に出演を承諾した。映画は東洋と西洋の文化の違いから衝突する物語だが、曲は東洋的なペンタトニックと呼ばれるヨナ抜き音階で作られており、これにヨナ抜き音階ではない1音を入れることで映画のテーマである「東洋と西洋」を表現している。更にこの曲はレが基調となっているが、ペンタトニックでレから始まる場合は雅楽がルーツであり、Bフラットマイナーのキーを多用することで曲に浮遊感を持たせている。オリジナルのサントラの音色はシンセサイザーで、ワイングラスの音とインドネシアのガムランの音をミックスして落とし込んでいるという。他にも「Andata」にはピアノの音色に雨の音をミックスしているという。
坂本龍一作曲の「glacier」は氷河を意味する言葉で、北極の氷河の下を流れる水の音を弦楽器にミックスしている。坂本龍一は環境保全活動で実際に北極へ行き、氷河の下にマイクを入れて録音している。葉加瀬太郎は「音の違いがあるかより行動。彼の場合は音楽とは一体何かを問い続けた。」などとコメントした。
指揮者・小澤征爾を紹介。「世界のオザワ」と称され、日本人指揮者のパイオニアとしてボストン交響楽団など世界の名だたるオーケストラで活躍した。小澤征爾に憧れる堤一樹は作曲家の裏話をまとめた本を自費出版。小澤征爾は若い時にフランスに居たが、スクーターを借りる際に日本人の音楽家であることを提示した上で安全運転を求められ、日の丸の旗にギターを担いで白いヘルメットで乗っていたという。小澤は1959年のブザンソン国際指揮者コンクールで日本人初の優勝を果たし、その後バーンスタインなどの世界的名指揮者に師事。2016年にはグラニー賞で最優秀オペラ録音賞を獲得している。堤一樹おすすめの指揮が長野五輪の開会式で見せた第九の指揮だという。
堤一樹のおすすめは長野五輪の開会式で見せた5大陸同時中継の第九の指揮。正確無比な指揮により、歌い終わりと同時にブルーインパルスが登場する奇跡の演奏を届けた。井上暖之のおすすめは2022年にJAXA協力の元で行われた世界初の宇宙へ向けたオーケストラ演奏。小澤征爾は車椅子に乗って指揮を行い、これが生前最後の指揮となった。
小澤征爾について解説。葉加瀬太郎によると小澤はヨーロッパに渡った後に世界的指揮者であるバーンスタインのアシスタントを務めながらカラヤンにも習いに行った。オーケストラと指揮者は信頼関係が築けているかで音楽が全く変わるという。堤一樹の好きな曲はチャイコフスキーの交響曲第5番で、テーマである「魂の苦しみからの解放」が巧みに表現されている。指揮者の適性について葉加瀬太郎は「カリスマがあるかどうか」などとコメントした。
誰が指揮者のセンスがあるのか葉加瀬太郎に指揮させてもらった。曲はモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジーク。内田は葉加瀬のライブに行くと扇子を一緒に振るとはかせんすを仕込んでいた。
「島唄」を生んだシンガーソングライター元THE BOOMの宮沢和史。沖縄をテーマに歌ったこの曲は売上150万枚以上の大ヒット。音楽の教科書にも掲載される名曲。実はリリースから約10年後、南米のアルゼンチンで大ヒット。実はアルゼンチンの歌手・アルフレッドが日本料理店でたまたま流れてきた「島唄」に感銘を受けカバーして歌うと大ヒット。ご本家・宮沢和史をアルゼンチンに招いて行われたライブでは約5000人が大合唱。
「島唄」は沖縄出身でない宮沢さんがイメージした沖縄ソングだという。また宮沢さんは音楽を頭で理解して体現することができ、島唄も理論的に作られているとのこと。島唄は「琉球音階」で作られており、琉球音階には「レ」と「ラ」がないという。ただBメロになると琉球音階では登場しない「ラ」が基調となり、サビでまた琉球音階に戻る。このコントラストが世界中でのヒットの要因だという。Bメロの歌詞では1945年の沖縄戦の時に起きた集団自決に触れており、悲しい歴史を歌っているところで沖縄の音階は使えないとの思いもあったとされている。すなわち島唄は沖縄戦での犠牲者への鎮魂の想いを込めて作られた歌と言える。
樋口楓響くんが憧れているのがピアニストの角野隼斗さん。2025年11月のソロリサイタルで1万8546枚のチケットを売り、ギネス世界記録に認定。さらに去年はオーパス・クラシック賞で2部門を受賞した。そんな角野さんにはYouTuber「かてぃん」というもう1つの顔があり、クラシックにとらわれない遊び心溢れる音楽動画でバズっているとのこと。
世界が認めた日本人アーティスト、クラシック界の超新星ピアニスト角野隼斗。葉加瀬太郎がSNSで思わず「いいねえ」と投稿した衝撃の演奏が、ピアノと鍵盤ハーモニカでの情熱大陸。角野隼斗を完コピしたい楓響くんは情熱大陸にもチャレンジした。楓響くんは角野の演奏動画をそっくりに真似して演奏、さらに編集まで行ってYouTubeに投稿している。角野隼斗のヤバさを葉加瀬太郎が解説。
葉加瀬太郎は「オファーしてるけどスケジュールがない」などと角野隼斗の大人気ぶりを語った。ピアニカだけではなくグランドピアノ、アップライトピアノ、シンセサイザーなども置いてあるという。ラヴェルのボレロというオーケストラの音色で聴かせる曲を角野は1人でやってると話した。
ヒューマンビートボクサーSO-SOを紹介。ヒューマンビートボックスとは口・鼻・のどだけで音楽を奏でる技法。SO-SOは2021年と2023年で世界王者になった世界的ヒューマンビートボクサー。今日はSO-SOからヒューマンビートボックスの基本を教わり、最後に皆で線ションに挑戦する。ビートボックスにはハイハット・スネアドラム・バスドラムという基本の3音がある。ヒューマンビートボックスの基本はひらがなから声を抜いていく。今回はきらきら星をセッションする。葉加瀬太郎がバイオリン主旋律、芦田がスネアドラム、伊達がバスドラム、内田がハイハットを担当する。富澤は今までやっていなかったスクラッチを任された。
「葉加瀬太郎 オーケストラコンサート2026」の告知。ヒューマンビートボックスできらきら星を披露した。
